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山水東京は、東アジア特有の思想である山水をテーマに、現代の芸術と社会について考えるコレクティブです。山水は、山水画や枯山水に象徴されるように古典的な主題と思われがちですが、根底にある人間の非主体性は、現代に生きる私たちに多くの示唆を与えてくれます。

山水東京を主宰する近藤亮介は、これまで欧米のランドスケープ史を研究する傍ら、中国風水術や日本庭園のフィールドワークを通して、東アジア在来の自然の捉え方に関心を持ってきました。西洋の「ランドスケープ=風景」が人間(主体)と自然(客体)を二項対立で捉えるのに対して、東洋の「山水」は万物の流転の中に人間も自然も主客未分化なまま存在すると考えます。

そのような自然・風景の枠に収まらない山水の視点は、西洋近代的な価値観が行き詰まりを見せる現代社会にも有効だと思われます。山水東京は、ユニークな方法で山水の世界観を探究しながら、芸術と社会の新たな関係を構築したいと考えています。